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2005年 05月 25日
セリエA観戦記その3
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               試合前気合の入るユーヴェゴール裏

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                     両チームアップ中

我々がゲットしたチケットは、バックスタンド1階コーナー寄り。2階に陣取る熱いユーヴェティフォージの下。はっきり言って日産スタ並に見づらい。入場した頃には、選手が出てきてすでにウォーミングアップが始まっていた。幸いこの一角はにわかっぽい人たちが多く(我々もだが)、ヤバイ感じはしなかった。





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              セリエA名物?発煙筒その1(ユーヴェ側)

選手紹介があり、しばらくして選手入場、そしてキックオフ。ビッグクラブ同士、なおかつ首位決戦でもあり、スタジアムの雰囲気は最高。約7万人の男声というのは強烈である。にわかっぽい人が多くてもここまですごいのだから、ローマダービーやアンフィールドはもっとすごいのだろう。
試合内容はあまり覚えていないのだが、アウェーのミランが優勢で、時々ホームのユーヴェがカウンターを仕掛けるといった展開だったと思う。典型的なセリエAのガチな試合といったところだったので、特に両クラブに思い入れの無い者としては、面白くなかったかな。
しかし、やっぱり本場だなと思ったのは、結構ハードなタックルでも主審は流すし、選手も何事も無かったように立ち上がって、プレーに戻っていく。普段主審がピー・ピー笛を吹いて流れを寸断し、選手も痛がって転げまわる事が多い(特に平川さん)Jリーグを見慣れている者としては、結構新鮮だった。
観客も目が肥えているようで、敵はもちろん、自軍の選手がヘボプレーをすると、容赦なくブーイング(指笛)。なかなか手厳しい。
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              セリエA名物?発煙筒その2(ミラン側)

そのうち試合が硬直してくると、スタンドでユーヴェとミランのティホージ同士が、発煙筒と爆竹を投げ合い始める。思わず試合そっちのけで見てしまった。遠くから見ている分には楽しめるのだが、近くにいたらたまったものじゃないだろう。こちらの爆竹は、日本のように「パンパン」小ぶりな音が連続するものではなく、一発「ドーン!!」と鳴るものなので、非常に迫力があり正直ちょっと怖い。そのうち試合中にもかかわらず、ブッフォンが守るゴールの頭上でロケット花火が打ちあがったり、今まで見たことも無い光景に思わず笑ってしまった。

試合は結局0-0でドロー。初セリエA観戦だったが、試合内容は別として結構楽しめた。瓦斯サポのT君のお母さんは、品の良いご婦人だったのだが、あの雰囲気はびっくりしただろうな~。まあ、騒動に巻き込まれること無く、無事スタジアムを後にする。

T君親子と一緒に、バスで市内へ向かう。バスの中でT君と、Jリーグについて語るが
T君曰く、
1、You´ll never walk aloneを歌うときは、相手にブーイングされたほうが燃える。
ちなみに、セレッソサポなどは皆おとなしく聞いているそうです。今度レッズとやるときは、おとなしく聞いて、拍手してやったほうが闘争心を萎えさせる上で、効果的かもしれません。
2、火事は石川との相性がよく、サイドを突破するのに効果的。
代表の火事さんをみていると、まったく役に立っているようには見えないのですが、所属クラブでは、代表の彼とは違うのでしょうか?山田さんの方が上だと強調しておきました。

駅前でT君親子と別れ、ホテルに戻ったのは0時ぐらい。今日の試合の余韻が残ったまま、気持ちよく床につく。明日はまたミラノだ。

(乙)

その4へ続く。

by Red_Kobaton | 2005-05-25 23:58 | 海外サッカー


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